NPO法人JATACは都道府県単位で支部活動が行われています。トレーナー派遣,スポーツ障害及びコンディショニング等に関する質問は,本部事務局までご連絡下さい。
ブロック・都道府県別会員数一覧 ※(   )は支部長
北海道ブロック22
東北ブロック67
関東ブロック99

東京ブロック48
北信越ブロック176
東海ブロック133
近畿ブロック126

中国ブロック6
四国ブロック9
九州ブロック80

北海道22(佐藤勇司)
青森12(坂本一雄) 岩手4(山内春雄) 宮城32(酒井賢一) 秋田1 山形11(相澤久敏) 福島7(植田和徳)
茨城8(坂巻庸隆) 栃木6(大畑和広) 群馬9(片貝浩二) 埼玉36(今井裕之) 千葉19(入澤正)
神奈川19(菅俣弘道) 山梨2(深澤徹)
東京48(伊澤政男)
新潟16(川上祥吾) 長野110(西條賢治) 富山16(酒井重数) 石川24(佐藤裕之) 福井10
静岡34(山野通也) 愛知56(井原正晴) 三重10 岐阜33(平中正夫)
滋賀10(田中清久) 京都15(奥憲雄) 奈良1(長谷川正太郎) 大阪40(田邊美彦) 和歌山11(岸田昌章)
兵庫49(嵯峨山潔)
岡山0 鳥取0 島根0 広島5(山本雅樹) 山口1
香川1 愛媛0 徳島0 高知8
福岡52(田中和夫) 大分5(塩井卓広) 佐賀2 長崎4 熊本1 宮崎13(大山時彦) 鹿児島2 
沖縄1(桃原理)
◆支部活動報告◆
◆2007-2008(平成19年度)◆
★東北ブロック★

第1回.東北ブロック講習会(平成19年9月16日;フォレスト仙台) 参加人数:JATAC関係20名、柔整関係22名
 中野偉夫先生(JATAC理事、静岡大学名誉教授)による「トレーナーの基礎」、粟野まゆ子先生(東京学芸大学講師)による「Gボールの基本から応用まで」を実施。司会が岩手県、山内春雄支部長、受付を福島県、植田和徳支部長と草野謙一郎役員。多くのメンバーの熱心な聴講と慣れないGボールに悪戦苦闘の充実した講習会となった。
 今回は山内支部長(岩手)、植田支部長(福島)、草野役員(福島)の働きでスムースな運営が出来感謝に耐えない。片岡副会長には開演の辞、また、前日には役員会でこれからの東北に期待を込めた話を頂きました。今回の講習会は中野先生、粟野先生に大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。影で支えて下さった、社団法人宮城県柔道整復師会の上泉会長、中川副会長、松元理事に深く感謝します。

★関東・東京ブロック★

  平成19年12月2日(日)、江東区豊洲文化センターに於いて表題研修会が開催されました(参加者37名)。演題は3題で、最初に池田克紀先生(東京学芸大学教授・本協会理事)をお招きして「操体法の理論と実際」をご講演頂きました。操体とは医師である故橋本敬三氏が体系化したもので、人間が健康で生きて行く為の基本的要件としての食・息・動・想が相関し、環境との関わりの中で快適に存在していることが重要とのこと。池田先生は操体法との出会いをご自分の体験を基にお話しされ、実技では二人一組で快感覚を探りながら全身から指先の細部におよぶ具体的で体系的な体の動かし方を教わりました。特に相手の体を動かす際の抵抗(誘導)の力がとても軽微であることには驚かされました。
 2題目は入澤正会員に「下肢の障害とバイオメカニクス-足底ストラップの応用-」と題してご講演頂きました。氏は本協会主催のフットワークショップを皮切りに豪州、米国にて足底板療法の研鑽を積まれており、下肢のバイオメカニクスの基礎と貴重な症例をご報告いただきました。後半は過回内予防の為のテーピング法が紹介され、特に前足部の機能性と後足部の安定性の為の一工夫や足関節捻挫での応用法等、大変参考になりました。
 3題目は菅俣弘道会員に「医療安全-医療事故被害者の立場から-」をご講演頂きました。2000年4月愛娘の笑美ちゃんを医療ミスにより亡くされて以来、全国の病院等で講演活動を続けておられます。また菅俣会員は医療安全にも積極的に取り組まれており、ヒューマンエラーを起こさない為のシステム作りも着実に進行しているとのこと。時折笑美ちゃんの写真が出ると今でも目頭が熱くなるとの思いを語られ、胸を熱く拝聴いたしました。 文責:今井裕之(埼玉支部) ※ニュースレポート42号より

★近畿ブロック★

◆JATAC近畿活動報告会・研修会(平成19年7月1日;兵庫県柔道整復師会館)
    内容「第11回活動報告会」 会員の発表4題
       「テーピング競技会」

★埼玉支部★

4月29日に埼玉新都心With Youさいたまで行われた今回の講習会は、会員、一般併せて50名が参加し、盛大に行われた。スポーツ選手に対するコンディショニングと題して、ホリスティックコンディショニング協会の岩間徹先生に講義をお願いした。ホリスティックとは「包括的」という意味を持っていて、本講習会のコンセプトは、筋弱化(機能低下)している部位をチエックし、様々な手法を使って修正していくというものであった。姿勢反射や平衡反応、運動連鎖など動作の基礎をおさらいした後、立位、歩行、座位、臥位 などで筋弱化している部位のチエックを行った。各部位の筋力チエックで、普段、何気なく行っている日常生活動作においても、自然に体軸が乱れていることに気づかされた。各部の筋弱化は単一の筋のみで発生するものではなく、運動連鎖(ここではマイナス連鎖と表現されていた)によって起こってくるため、単に局所にアプローチを行うだけでなく、遠隔部位からの促通を行うことも大切であるということがわかった。バランスボールやソフトギムボールの効果的な使用法も紹介して頂き、今後の治療の幅が広がると参加者には大変好評であった。現在、様々な治療法があるが、我々は得意な手法に偏りがちである。患者様の体にあった効果的なものを”ホリスティック”に考えた上でその手法を選択することが大切であると再認識できた講習会であった。
                                                                (文責 金井英樹)

★東京支部★

平成19年9月2日(日)13:時-16時30分、銀座区民会館に於いて支部研修会が開催された。
【演題1:スポーツにおける肩関節障害について】
 今年6月、米国より帰国されたNATAATC竹内繁会員が最新の米国における肩の障害について、機能解剖から肩の評価に基づくアスレティックリハビリテーションまで実技を交えて講演された。特に、肩関節の動きは肩甲骨の安定性が重要であり、動作が上腕に十分な力が伝わるには、肩甲骨を正常に機能させるよう、僧帽筋や前鋸筋、体幹を含めた他の筋群をトレーニングする必要があること、また、肩関節は投球動作時に7,000°/秒という速度で動く関節であり、最も効率の良いトレーニング法を紹介し、障害を起こす前にいかに予防するかが一番大切であることを強調された。

【演題2:介護保健施設における機能訓練指導】
 練馬区内の施設で早期から実施している小池龍太郎理事より介護保険の基礎からデイサービスセンターでの機能訓練指導員として柔整師がどのように関わっているかその現状を紹介があった。内容は、温熱療法、マッサージ、ROMや筋増強訓練など個別に行い、集団体操、頭の体操等、15名位を3時間かけて行っているとのこと。今後、超高齢社会を迎える我が国では介護保健施設での柔整師の活躍が大いに期待される。
【演題3:東京マラソン2007におけるトレーナー活動】
 最後に上記演題でシンポジウムが行われた。はじめに活動経緯、大会のトリートメント集計等を報告後、10kmゴールとマラソンゴールそれぞれの担当者から当日の活動紹介があった。両会場とも、大会担当者との連絡がとれず、活動場所が変更されていたり、用意される予定の備品が無い状況で、急遽医療コーナーからテーブル、椅子、毛布などを調達し、案内掲示も紙に手書きで貼り付けて何とか設営した。全国から集まった35名の会員が日頃の活動経験を生かし、力を合わせて無事にトレーナー活動を終えることができたことは大変良かったが、反省点が沢山出された。特に、スタート時、雨で気温5℃の気象条件の中、マラソンゴールでは毛布が不足し、選手は寒さで大変だったとのこと。大会担当者とJATACとの事前調整を緊密に行い、医療班との連携、備品の確認、活動場所への掲示板の設置等の要望が出された。また、JATAC本部として活動のガイドライン、トリートメントシートの統一など早急に作成する必要があるという意見が出された。今後、これらの反省点を生かし、JATACの力を結集して体年の大会の成功を誓い、シンポジストと出席者の皆様にお礼を述べ、シンポジウムを終了した。
(文責:伊澤政男) ※ニュースレポート第41号より

★静岡支部★

JATAC静岡平成19年度第1回講習会617日静岡市中央体育館に於いて開催された。本講習会は「ピラティスメソード基礎編」と題してJR東日本スポーツ大塚ひとみ先生に講師をお願いし、理論と実技の2本立てで行われた。会員、学生合わせて34名が出席した。

◆平成19年度第2回講習会(平成19年10月28日;静岡県接骨会館)
   内容「筋電気刺激(EMS)を利用した筋力強化」 講師:福田貴(伊藤超短波株式会社)
      「身体の動きから診た評価とトレーニング」 講師:中山純一(R-Body Project)
★愛知支部★

平成19年10月14日(日)、岡崎市中央総合体育館会議室にて、午前中に支部臨時総会が開催された。会則に従い支部長、副支部長及び理事を選出し、今後の活動方針について活発に意見交換がなされた。会員26名の入会を得てJATAC愛知として今後、活発な活動が期待される。午後は講師に竹内繁先生(JATAC埼玉、NATA認定AT、NEC男子バレ-ボ-ル部AT)をお招きしてNATA認定ATまでの教育システムについてと、肩についてご講演いただいた。肩についてはSLAP損傷の徒手検査法について感度、特異度を組合せて、より確実に判断する必要性について、また、運動連鎖からの上肢の運動と下肢、体幹の関係、肩甲骨の動きと、動きの異常による肩の痛みについて等、興味深いご講演があり岐阜県からの5名を含め、16名の参加によりJATAC愛知として、初めての支部研修会を大変有意義な時間で終えることが出来ました。(文責:大野重雄) ※ニュースレポート第41号より

右が新支部長の井原正晴先生 講習会の様子 前列右から2番目が竹内先生
★滋賀支部★

◆日本スポーツマスターズ2007びわこ大会事前研修会(平成19年7月29日;明日都大津5F会議室)
    内容「スポーツ外傷と応急処置」 講師:坂井田稔(社会保険滋賀病院整形外科部長)
       「トレーナー活動の基本とガイドライン」 講師:前田剛伸(JATAC滋賀支部・JATAC認定アスレチックトレーナー)
       「テーピング・アイシング・マッサージの実技」 講師:川戸典知(JATAC滋賀支部)

★宮崎支部★
 JATAC宮崎では支部発足以来、初の支部研修会を1月20日、(社)宮崎県柔道整復師会会館(宮崎市神宮東)で開催した。まず、中馬健会員(日向学院男子バレー部トレーナー)が、『バレーボール競技でのスポーツトレーナーとしての実際』と題し、第38回春高バレー、平成19年度全国高校総体に帯同し現場から学んだ経験を中心にバレーボール競技での具体的なノウハウを述べた。第2題は、元宮崎県ラグビーフットボール協会安全対策委員長で、長年高校ラグビー大会のメディカルとして現場に立ってきた野邊隆会員が、『ラグビー競技現場からスポーツトレーナーに求めるもの』と題し、ラグビー競技におけるトレーナーの在り方を述べた。
 昼食をはさみ午後より、寺原雅典会員(日本超音波骨軟組織学会理事)が『超音波エコー観察の基礎とスポーツ現場への応用』で、超音波の仕組みから柔整師や鍼灸師が使用する際の留意点、スポーツ現場での利用法などを語った。最後にビデオ講習『現場が求めるトレーナーとは』で、乾真寛氏(福岡大学スポーツ科学科教授、ユニバーシアードサッカー日本代表監督)が、平成17年のJATAC第4回認定講習会in福岡で行った講習がビデオ上映され、チームを目的まで導くためのトレーナーの役割などを学んだ。
                                   (文責:寺原雅典) ※ニュースレポート42号より
司会進行の寺原会員 野邊会員 熱心に聞き入る参加者
◆2006-2007(平成18年度)◆
長野支部

●認定更新講習会・学術研究会報告(平成19年3月4日:長野市生涯学習センター)  
 講演は、国際PNF協会認定アドバンスインストラクター「市川 繁之先生」より、PNFの基本的原理と手順を判りやすく時間いっぱい講義して頂いた。PNFとは、感覚受容器を刺激することにより神経、筋などの働きを高め、身体機能を向上させるテクニックなのだそうです。講演では、実技も交え大変判りやすく説明していただきました。
 続いてシンポジウムは、原JATAC副会長を司会に、下肢のスポーツ障害について、母袋会員(高橋尚子のランニングフォームについて)、小沢会員(シンスプリント対策)、講師の佐藤 玄先生(下肢アライメントについて)其々発表いただき、その後、シンスプリントの予防には、何が有効か、アライメントを見るということは身体のバイオメカニズムが重要である、など有意義なディスカッションが行われ、県内、県外の会員から多くの質疑応答があり時間切れとなったのが惜しいくらいでした。
 最後に、「画像から見る歩行立位分析」について、梅宮産業KK健器部係長、ボストン大学工学部卒業、ロビンソン大学足位学専攻、佐藤玄先生より、ゲートビュー(機械式フットプリンター)を使った足底の体重分布、歩行時の動的分布の変化から、下肢障害の原因となる足の着き方すなわち距踵関節のアライメント異常からくる、オーバープロネーション(過回内)、オーバーサピネーション(過回外)の特徴やそれによって引き起こるであろう障害に対しての評価と対応について講義していただきました。
 今回の講習でわれわれアスレチックトレーナーに大切なのは、アスリートの身体の全体像をとらえ機能を重視した評価とトリートメントを速やかに的確に行うことであると改めて認識した。(文責 窪田勝)

市川先生の実技(長野支部研修会) シンポジスト(長野支部研修会) 静岡支部研修会
静岡支部
 ◆平成181112日(日)静岡県柔道整復師会館(静岡市葵区西門町)にて平成18年度第2回研修会が開催された。午前の部では静岡市さかくらクリニック院長、阪倉洋先生をお招きして「ブロック療法と保存療法」と題して御講演いただいた。午後からはR-body projectの中山純一先生によるテーピング実技講習を行った。当支部では今年度から新たに1.近隣地区にある柔道整復師養成学校へ開催を告知、学生の参加受け入れ。2.社団の支部組織と研修会を共同開催。の2つを試みている。参加人数はそれらに近隣県よりの参加をあわせ延べ30名。会場は熱心な参加者により終日熱気に包まれていた。
◆JATAC静岡平成18年度第1回講習会(平成18年7月2日(日);(社)静岡県柔道整復師会館(静岡市))
    内容「スポーツ指導者と選手の信頼関係 日本、ニュージーランドのラグビーを通して」
          講師:大石哲夫(静岡県立大学助教授・ラグビー部監督)
        「ホリスティックコンディショニング基礎編」
          講師:矢野雅知(日本ホリスティックコンディショニング協会理事長)
JATAC近畿
◆JATAC近畿総会・活動報告会(平成18年6月11日(日);大阪柔整会館)
    内容「支部会員による活動報告」
       「スポーツ障害の治癒過程とリハビリテーション」
         講師:鶴池政明(大阪体育大学助教授・NATA認定アスレティックトレーナー)
◆2005-2006(平成17年度)◆
北海道支部 支部研修会報告
 北海道支部も平成710月に支部を結成し、早10年を迎え、記念講演会を開催致しましたので報告します。
平成17109日(日)10時から15時まで「かでる2.7」において、中野 偉夫 静岡大学名誉教授(NPOJATAC理事)、片岡 幸雄 千葉大学教授(NPOJATAC副会長)を講師にお迎えし、13名(会員9名、他4名)と少ない参加者ではありましたが、参加者一同有意義な講演会となりました。午前は、中野名誉教授に「健康と運動」(良い姿勢とウォーキング)と題し、健康には、運動・栄養・休養を高いレベルでバランスを維持することが大切であるということを皮切りに、生活習慣と生活習慣病、体力の内容と構成因子、姿勢評価、ウォーキングの意義、ポールウォーキングの特徴と効果などの講演をいただきました。午後は片岡教授に「JATACこれからの10年」と題し、今までの10年を総括し今後の10年を生涯教育システム、組織力の強化、国際大会の対応、会員資格の拡大、他団体との関係など、先生の試案を拝聴した後、参加者との討論形式で意見交換も活発に行われました。
 当支部は会員も23名と少ないため、会員増強のためには地域貢献が必要などのアドバイスもいただきこれからの支部活動にも一層力を入れて行きたいと感じた一日でした。(文責 佐藤勇司) ※ニュースレポート第33号より
埼玉支部 支部研修会報告

今回の埼玉支部研修会は、過去2回のスポーツ医学ファーストエイドからコースを変更し、AED(自動対外式除細動)コースを受講した。数年前、県内の中学生が野球をしていて打球が胸に直撃し、心臓震盪により命を失うという悲しい事故があった。その場に除細動器を携行し適切な処置が施されれば、彼は助かったかもしれないと報道された。このようにスポーツ現場や日常の医療現場において除細動器の必要性が最近徐々に高まってきたような感じがする。除細動器は、その名のとおり「心臓で起こる細動を取り除く器械」のことである。心臓の細動がないと除細動器は作動しない。すべてアナウンスによって操作方法を説明してくれるので、取り扱いは簡単である。CPRなど救急活動内容の録音機能まで備わっていて救急搬送までの連携に役立つようである。除細動器を施す対象は9歳以上で幼児には使用しない。心室細動が1分間持続すると7%蘇生率が下がり、除細動器を使用すると40%蘇生率を上げることができるようである。講習会はCPRの復習の後、34人を1組で5組に分け、5つのシナリオを課題とし、除細動器を用いた救命訓練の演習をした。参加者の学習力は非常に高く、5つのシナリオ演習をすべて終えたときには、皆ほぼ完璧な処置を施せるよう上達していた。
 もう一つ、大災害に備えたトリアージについて実技を交えた講義を受けた。トリアージは、被災者一人に対して30秒以内で行い、限られた資源で最大多数に最善を尽くすことを目的に行う。今回はSTART(Simple Triage And Rapid Treatment)方式で識別し、被災者側とトリアージする側の2組に別れ、実際の現場を想定し演習を行った。被災者側の迫真の演技に、トリアージする側は適切な識別が思うようにできなかったのが印象的だった。トリアージは誰が行ってもかまわないようなので、身近な人に啓蒙していくことも大切であると思われた。何度訓練を行っても実際の現場で生かされるとは限らないので、2年に一回の更新時だけではなく、日頃からトレーニングを積んでいく必要があると思われた。 (文責 金井英樹) ※ニュースレポート第33号より

長野支部 支部研修会報告
期日:平成17年7月3日(日)
会場:松本市勤労者福祉センター(長野県松本市)
内容:「ビジョントレーニング」 講師:田村知則(視覚情報センター所長)
    「コミュニケーション・スキル」 講師:藤沢令子(社団法人長野県経営者協会)
静岡支部 支部研修会報告

平成17116日(日)静岡市内、「ラペック静岡」に於いてJATAC静岡平成17年度第2回会員講習会が開催された。朝よりあいにくの天候にもかかわらず県内18名、県外6名の計24名が参加。午前の部は静岡大学助教授の吉田 和人先生をお招きして「下肢のバイオメカニクス」というテーマをスポーツの際の動き方からアプローチした見方を軸に先生自身の体験も交え、ともすれば取り付きにくい内容になるところを大変わかりやすくお話して頂いた。昼食をはさんで午後からは(株)インパクトトレーディング代表横澤隆男様、すがまた接骨院院長でJATAC認定アスレチックトレーナーの菅俣弘道先生の御二人をお招きして「ポディアトリーと足底板」と題して歩行の際のバイオメカニクス、その分析方法から足底板処方実技までを駆け足で紹介していただいた。 この日の静岡はあいにくの雨模様で肌寒い1日であったが、会場内は真剣に聞き入る会員の熱気にそんなことをまったく感じさせないものであった。午後4時、この日の講義すべて終了。山野会長の挨拶により盛会裏に幕を閉じた。
  静岡支部では通常年間3回程度の研修会を開催しており、設立以来通算すれば相当な回数の研修会を開催している。手前味噌な話になるがこれだけのレベル、回数を長年にわたり継続しているところは全国でもごくわずかであろう。熱心な会員と、良い研修会を開催したいという熱意有る会長以下役員によってこの会が成り立っているのである。今後も永年にわたり継続できればと切に願ってやまない。 (文責 中山英樹) ※ニュースレポート第33号より

AED実習(埼玉支部研修会) 中野先生(静岡支部第2回研修会より) 菅俣先生の実技(静岡支部第3回研修会)
福岡支部 支部研修会報告

NPO法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会(NPO法人JATAC)の第4回認定講習会IN九州が918日、福岡大学第二記念会堂(福岡市城南区)で開催された。冒頭主催者である福岡県支部支部長の田中和夫が「柔道整復師がトレーナーとして何を求められて社会的に何が出来るのかそれを探すための指標となるのが研修会である。我々の本業である運動器系の骨・軟部組織疾患に対する施術をじっくり見つめ直し、しっかりとした柔道整復学の研鑽と資質の向上に努め地域社会への一層の貢献と信頼を高めていくことこそ肝要である。」と挨拶した。続いて講演とシンポジウムが行われ、総勢180名の参加者があり盛会に終了した。
 ユニバーシアード日本代表監督の乾氏は「トレーナーとドクター、コーチが三者同一のスタッフとして怪我の予防に努め、選手に目標を持たせ、それを意識づける事が大事である」と説明され「今怪我をしていても、数年後の為に今は競技を中断し治療に専念するといった計画と目標に向かっての意識づけをする事、目標の為には今何をするべきかを明確にして選手に「なぜ」を分かりやすく説明しないと選手を導くことはできない」として「ストップをかけられるか、どこで本当に勝ちたいのかなど先を読むことのできるドクター、トレーナーでなければ務まりません」と語った。また「コーチは、常に大きな夢を描いています。トレーナーも大きな夢を描いてください。そして選手に大きな夢を与えて下さい。私は「年中夢求」です。」と講演を締めくくった。また、片岡氏は「トレーナーは社会で必要な人間になってくる」として「総合的に考えて最適な人材は柔整師です」と柔整師のトレーナー活動への参加を呼び掛けた。
 この日の講習会で180名の参加者が熱心に聴講され質問もたくさん飛び交った。これだけたくさんのみなさんがトレーナーに対して熱意があり、興味があるということは、こういう方々をバックアップしてトレーナーの資質向上を図り、学問、技術の研鑽とその活動の中核として目標を達成するためのプログラムを作成し、実施していくことがJATAC福岡支部の重要な役割ではないだろうか。この大会を契機として、我々は更に自己研鑽を重ね、新しい学問、技術を習得しスポーツトレーナーとして傷害予防、地域の健康づくり等に大きな役割を果たすべきであろう。今後は支部の活動も、社団・社団外にとらわれず垣根を越えた全ての柔整師が一緒になって行い、さらに柔整だけではなく鍼灸やマッサージの関係の方々を取り込んだ幅広い組織作りをして行き、地域に密着した活動を通じて信頼されるトレーナーを目指して業務の確立、技術の研鑽に日々努力していきたい。 (文責:横山潮)

◆2004-2005(平成16年度)◆
埼玉支部 研修会報告(平成16年12月4日開催)
 今回の研修会は参加者26名で、エアロビのスタジオを借り切って行いました。参加者全員ジャージ姿で実技中心の講義でした。トータルバランスコンディショニング(以下TBC)と称された研修会ですが、研修会名を聞いただけでは、何をするのかピンとこないと思います。TBCは「筋肉のバランスと静的・動的アライメントを変えることを出来るか」ということを追求したコンディショニング法です。
 TBCの最大の目的はウィークポイントの克服、動きのバランス調整です。
ウィークポイントを見つけるという課題に対し、まずは立位で足をそろえ静的アライメントをチェックすることから始めました。前額面では骨盤の高さ、脊柱の側弯、骨盤回旋、肩の高さ等を、矢状面では脊椎の彎曲、骨盤傾斜、肩甲帯の位置などをチェックします。次に柔軟性をチェックしていくのですが、これが意外に難しいのです。ただ堅い、やわらかいと評価するのではなく、検査する手をセンサーのように神経を研ぎ澄まし、筋肉の緊張を感じるところ(ある意味エンドフィール)の角度で評価します。当然、筋肉の柔らかい人は緊張感を感じることなくROMはFULLとなりますが、そういった場合この筋肉は「ルーズ」と評価するようです。ルーズな部分は筋収縮しづらいため、他の筋肉に代償運動が起こります。反対に堅い(タイト)筋肉は収縮しやすいのですが、こういった筋肉は過使用性拘縮という状態になることもあり、やはり「ウイーク」になっていくようです。
 静的アライメント、柔軟性をチェックしたら、次はステッパーに乗せ動的アライメントを見ます。そのときの骨盤傾斜、重心移動をチェックします。このような段階で体をチェックし代償運動を見つけ、ウィークポイントに対しエクササイズを処方していきます。タイトな筋肉にはストレッチが有効ですが、ターゲットとなる筋肉のストレッチ感がない場合、一つの方法にとらわれず、その筋肉が伸びやすいようなポジショニングにすることが大切だと講師の先生がおっしゃっていました。ストレッチ方法も数多く紹介していただけました。バランスをチェックする方法としてバランスボールも使用しました。バランスボールは、エクササイズとしても活用でき、そのバリエーションの多さには非常に驚きました。
 この研修会で全体像を把握することがいかに大切なことであるかを改めて考えさせられました。この考え方は、そのまま現場に使えるもので、トレーナーのための指導方法でもあるのではないかと思いました。(文責:金井英樹)
福井支部

 1月9日から寒波が入り、夕方からは今年初めての大雪にみまわれた中、第24回北信越ミニバスケットボール大会が福井県で行われ、その救護活動に参加しました。
  参加人数 北信越5県より男女24チーム 約360人
  活動場所 福井県運動公園体育館(3名)、福井市営体育館(3名)
  活動時間 8:00~終了まで
  活動内容 救護、テーピング、ストレッチ、スポーツ外傷・障害予防の相談等
 終了後意見交換を行い、今後の福井支部の活動について、3時間にわたり熱く語り合うことが出来ました。現在は各自が個々の活動をしているため定期的な活動は難しいが、各会員から要請があった時や年に1,2回は集まってボランティア活動を行い、その後色々情報交換や意見交換を行いたいということで終わりました。今回を第一歩とし、近県から要請があった時も声を掛け合い、協力が出来る体制を作っていければと思います。(文責:齊藤和利)

福岡支部

 今回は森永製菓株式会社健康事業部九州営業所の山崎所長を招きスポーツ栄養学(基礎編)を講演していただいた。事前申込みの時点で反響が大きかったため教室を大講義室に変更したにも関わらず、当日は他県の会員の参加もあり立ち見も出るほどであった。講義に先立って森永が行っているウイダーのアスリートサポートがスライド等で説明された。企業の行う大きな事業内容に多くの会員が興味を示していた。
 講義は「サプリメントとは?」から始まり、5大栄養素や正しい食事の組み合わせ方などがレクチャーされた。ここである程度知識のある会員は再復習の場となり、初めての会員にとってははおおいに基礎の勉強になったと思われた。中盤は筋肉作りで大切な5つのポイントや子どものための食事及びお奨めのサプリメント、高齢者のトレーニング、シニアのための食事及びサプリメントなど会員が日常臨床の場で遭遇する(患者からの質問)事項などがタイムリーにレクチャーされて、皆とても熱心に筆をとっていた。後半は質疑応答となり、ここでも会員から多くの質問が出されたにも関わらず、山崎所長には時間が終了しても丁寧にお答えいただいた。
 
今回は会員のニーズにあった講義となり、満足のいく講習会であったと思う。会員の関心の高さとニーズに応じて、スポーツ栄養学(応用編)を計画している。(文責:吉塚亮一)

◆2003-2004(平成15年度)◆
滋賀支部活動報告

 「水中運動<アクアセラピー>講習会報告」
 今夏、JATAC滋賀では、月例勉強会の一つとして、外部講師を招き、具体的な実技講習会として、アクアティック・リ・コンディショニングを開催した。
 期日:平成15年7月27日(日)9:00-12:30
 会場:Well Be水口スポーツセンター
 講師:長谷川正太郎先生(NPO法人JATAC奈良支部) ※写真左
 内容:「アクアティック・リ・コンディショニング」
       講義 水療法概念・水中運動と体力・アクアセラピーの原則
       実技 第一部アクアダイナミクス(水中運動と水中歩行)
           第二部アクアスタティックス(水中整体・マッサージ・ストレッチ) 
 滋賀県内会員12名、県内社団会員1名、JATAC愛知・大阪各1名並びに同施設インストラクター7名の参加を得て、スタジオで講義とリハビリ用小プール<20×5m>で、熱心に受講した。講師の長谷川先生は、アクアセラピーに関しては造詣が深く、自院での実践のみならず、全国で普及活動や研究に忙しい中、早朝より来県し、講義実施並びにセラピー指導を頂いた。通常、患者やクライアントに水泳や水中ウォークを薦めるものの、実際の用法や手順は難しく、今回の自らの実演を通じて理解できたのは、有意義であった。水中運動はソフトにもハードにも実施可能であり、水中ストレッチでの何ともいえない心地よい浮遊感覚を味わった。今回協力頂いた同施設は、一般の水泳指導の他、各疾患障害のリハビリにも取り組んでおり、大変参考になったと好評を頂いた。今後もJATAC滋賀では、月例勉強会以外にも様々な実技講習会を企画開催する方針である。(文責 支部長田中清久)